何気ない友人のかっこいいいと思う瞬間に出くわした。
以前、友人と夫と4人でホームパーティーをしていた時に、ある友人が黒人の話題で何か面白いことを言ったらしく、夫と二人で笑っていて、私もつられて笑った。
どういう意味かはさっぱりわからなかったけど、少し差別的な要素がある感じがしていた。笑っている側としてはバカにしているつもりはないのだけども。
その時に別の友人が、鋭い矢のの如く
「何がそんなに面白いんですか?」
と言い放った。
(その友人は時たま、楽しい時でも敬語を使うからその時に敬語を使ったのは特に意味はない。)
そしてその瞬間、なんとなく空気は止まり、流れていった。
その話題とともに。
その瞬間に、私は
『かっこいい』
と思った。声には出さずひっそりと。
その後、2人が帰宅した後に夫から
「OO(かっこよき友人)はちょっと怖かったね」
と言われた。
その夫の一言がよりその友人への尊敬を増させてくれた。
相手に大きな不快を与えることなく、喧嘩にもならず、その場を納め、「ちょっと怖いな」という有無を言わさぬ感情をも相手に抱かせたことに。
OOは全く悪気がなく、本当にわからなかったのだと思うし、なんなら知りたかったのかもしれない。
でも、悪意なく笑っているつもりの自分らにとってはその一言で、隠れていた悪意が思いっきりオープンになった気持ちになった。
純粋って、怖いよね。笑
そんな人間になりたいと願ってもなかなか難しい。
日本には空気を読むって言葉だってあるんだから。
ふと職場で、友人同士で、夫との会話で合わせて笑っている自分に気づく瞬間があるのに「大したことじゃないか」と、いつの間にか気にせず笑う自分がいた。
そんなある日の今日。
ほとんど同様のことが夫との会話にあった。
私は瞬時に以前の一件をを思い出した。
(今だ!私もOOのようにかっこよくなりたい!)
と思ってでた第一声。
それが
「それってその人のことバカにしてるん?」
だった、、、、、、、。
完全に喧嘩売ってる。。。。
全然クールじゃないし、なんならちょっと私はイライラしてた。
(なんでそういうこと言うの?!失礼すぎでしょ!)
ってね。
でも、こうなったら平行線で
「バカにしてない!」
「バカにしてるやん!」
「バカにしてない!」
「いや、そのつもりなくても私ならそう聞こえるわ!」
ちーーーーーーん。
私ノ理想ドコイッタ。
感情に任せて言い合っているだけ。
OOの足元には到底及ばず、夜だったので休戦し無言のままお互いに就寝。
改めて、自分はまだまだ未熟であると自覚した。
でも今回のことで、最近の自分は完全に周りに同調していたし、自分の感情に嘘ついて笑っていたことに気づけた。
自分に嘘つかないって決めたのに、これは見落とし嘘だな。
それに気づけただけ進歩。そして、夫よすまない。笑
次、おんなじような立場になったら言うよ。
「え?何が面白いん?」
ちゃんと純粋にな。知りたいですっ感覚でな。これが大事!
私の性格やと嘘ついたらバレるからな。笑
皆さんも、友人のこんなところがかっこいい!っていうところはありますでしょうか?
ではでは。あでゅ。
今日も素敵な1日を。