150$が私の元から巣立って行きました。
公園のおじさんたちの元へ。笑
素晴らしい朝。
同室の人からハイキングできるってことを聞いて、そこに向かってた。
公園を通ると、6人くらいでゲームをやってるおじさん発見。
机の上に1個の玉と3つの箱。
おじさんが、1個の玉を1個の箱にしまってシャッフルし、どの箱に入ってるでしょう?
ってゆうゲーム。
おじさんが何人かでお金を掛けて遊んでた。負けたり買ったりしてたんだけど、見た感じ、
"めちゃ簡単じゃない?なんで間違えるの、、、?"
って思った。
君もやるかい?って言われて、
目の前でおじさんが玉を入れて箱を動かす。
明らかにあれが玉の入ってる箱だ!とわかった私は
100円くらいならいっか。
と、お金を出したら、それじゃなくて、ドル出してって言われた。そうなんです。完全に私の財布の中が見えてたんですね。警戒心0かよっ!
で、もっと出しなよーって言われて、私も
"簡単だしどうせ戻ってくるでしょ。"
と思って出してしまった。
もう1枚、もう1枚って言われてるうちに100$くらい出してたみたい。
いざ、箱を選ぶときに、一瞬、
"あれ?どれだっけ?"
と思う。
"今のお金のやり取りで忘れたか?"
とか思ったけど、
"真ん中だったよなあ、、、?"
周りのおじさんがこれこれ!って3人くらいが指をさしてて、
"あ、それだったかな?"
とそれを選んだ。
そしたら、中身は空。
え、、、、?間違え、、、た?
金返せよ!!
ってなったけど、
お「もっかいお金を掛けろ。」
と、おじさんはシャッフルを始める。
私はなぜか
"お金は絶対戻ってくる!"
とか思ってた。
"絶対この箱や!!"
と覚えて、アホな私はまた少額出す。周りがやいのやいのともっと出せとか言うけど、
私「もう金ねぇよ!」
と言いながら箱を選ぶとまた空。
どうやら、やいのやいの言っている間に、私に見えないよう玉の場所を変えたみたい。絶対その箱だったのに!!!
ここでガチギレ。
私「返せええええー!」
お「お前はプレイしたんだよ!」
私「はあああああ?!」
お「だめだ。」
おじさん2人は撤収を始め、それを止めようとすると、
他のおじさん4人に囲まれて、2人のおじさんは逃げて行く。追いかけられずに、止められてる最中にまた1人おじさんが来て、
お「大丈夫か?!やられたのか?!警察に行こう!こっちだ!」
と言われ、そこから離れようとさせてくる。
私は完全に気が動転してたから、え?警察?取り合ってくれるわけないやん。とか思いながら4.5歩歩いて振り返るともう後ろには誰も居なかった。
そこに、また1人おじさんがやってきて、
お「どうしたんだ?!」
私「お金を、、、お金を失った、、、人がいっぱいで、、」
お「警察はあっちだ!あそこにいる。」
私「え?どこ?!」
お「あそこだよ!」
私「え、、、?」
と歩いてくけど、まあ警察なんて居るわけもなく、近くのカフェのおじさんが
お「どうした?なんかあったのか?」
私「ポリス、、、ポリス、、、」
お「なにがあったんだ?」
私「お金を失って、、、何人かに言われて、、、」
お「あー!参加したのか?いくら取られた?」
私「わからない、、、100$くらい、、、」
お「参加しちゃあだめだ。警察もこれには動かないよ。彼らはいつもあそこで同じことしてる。何人か取られた人がいるからね。とりあえず、座って、落ち着いて。顔色が悪い。水でも飲みな。」
そう言って、ペットボトルの水をくれた。
おじさんほんま神。
しばらく、1人にしてくれて、やっと落ち着いて、おじさんにお礼を言ってから、ハイキングに向かった。
めちゃ腹立ったし、信じれなかったけど、よくよく考えればお金を出したのは私だし、彼らは無理やりにお金を取ったわけではない。
結果。自分のせい。笑
やっぱり気が抜けてた。本当に。大丈夫だと思ってしまったし、疑問がありながらもお金を出してしまった。なんでらそんなことしたんだ、と本当に悔しい!
でも、
お陰で気が引き締まったし、本当に勉強になった!
その後のおじさんのフォローがめちゃくちゃありがたかった。ハイキングで出会った人達と笑顔で挨拶した事とかもその日はいつもより嬉しくて、まあ、結果オーライですね。何かあった時に、癒してくれるのはやっぱり人でした😊
これからも旅は続きますので、今回のさことを糧にまた楽しく、注意もしながら旅していきます。
皆様もお気をつけあれ❤️
(大丈夫だとおもうけど。)